お葬式や初七日などを済ませ、気持ちに落ち着きが出てきた頃にやらなければならないと気づくのが遺品整理です。遺品整理とはその名の通り、故人の生前に使用していたものを整理することです。遺品整理を行うのは故人の家族が多いですが、業者に頼むこともあります。業者に頼むのは心苦しいと考える人もいますが、業者に頼んだからといって故人に対する悼む気持ちが変わるわけではなく、手段の一つとして考えてみてもいいでしょう。
家族が遺品整理を行う場合、物を整理するだけの行為に比べて故人に対する感情や思い出などが出てきてしまい、なかなか進まないこともあります。物一つ取っても「これは故人がお気に入りだったものだから」「これは故人がずっと使っていたものだったから」などと考えてしまいがちです。そこで心残りなく遺品整理をするための一つの方法を紹介します。
その方法とはいたって簡単で、遺品と自分の物を一緒に整理する、というものです。故人の物だけを譲ったり売ったり捨てたりする場合、時には罪悪感を持ってしまうこともあります。遺品整理はいずれは誰かがやらなければならないことであり罪悪感を持つ必要は全くないのですが、そう考えてしまう人もいます。そんな時に故人の物だけでなく自分の物も一緒に整理することで気持ちを軽くできるのです。これによって遺品整理の精神的負担も少なく行うことができ、かつ自分の物も整理することができます。
ただ遺品整理はいつかはやらなければいけないことですが、事情がない限り無理に急いでやる必要はありません。気持ちが落ち着き、自分からやろうと思う気持ちが起きてからでもいいでしょう。
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遺品整理は精神的負担を乗り越えることが大事
2017/01/10 | category:遺品整理~心理関連~
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